行政書士のお仕事

行政書士の主な業務は、役所などに提出する書類の作成です。
ペットショップの開業、建設業の許認可、飲食店、すべて役所に書類を提出しなければなりません。

しかし、許認可だけでも膨大な数があり、すべての仕事を一人の行政書士が請け負うことは物理的に不可能です。そのため、行政書士はそれぞれの得意な分野を中心に活動します。

当サイトは主な業務を登録行政書士の先生に記載して頂くことで、より利用者様が目的の行政書士にたどり着きやすいよう作成しました。詳細情報の「主な業務」をぜひご活用ください。

以下に行政書士の主な業務をご説明します。

建設業関係

建設関連のお仕事は、請け負う建設工事の種類ごとに許可を受けなければいけません。これは、元請だけでなく、下請、孫請けも同様です。個人事業や一人親方でも許可が必要ですのでご注意ください。許認可を受けた後も更新などが必要です。

土木一式工事、建築工事一式、大工工事、電気工事など全28種、新規に受注する業務に該当する認可がない場合は、すぐに取得しましょう。

契約書の作成

契約書は企業間だけでなく、実は個人でも多くの契約書を交わしています。例えば、マンションを借りるときは賃貸借契約書という契約書を作成しています。わざわざ契約書を前もって交わしておくのは、後々発生しそうなトラブルを防ぐために行います。

契約書という名前ではないものの、遺産分割協議書、念書、示談書、協議書なども行政書士が行う業務の一つです。

開業相談、開業支援

飲食店やペットショップなど、多くの業種では事前に開業の許可や認可が必要です。行政書士の中には、それらの書類を作成するだけでなく、開業相談にも応じてくれるケースもあります。

開業相談を受ける行政書士は、過去にも多くの開業サポートを請け負っているケースが多く、これから開業しようという方には大きな助けになることでしょう。

帰化、永住許可、在留許可

外国人の帰化や許可は膨大な書類が必要で、日本語が不自由な外国の方だけでなく、日本語が堪能な方も大変な作業です。

帰化を始めとした外国人の各申請書類の作成は、行政書士の業務としてはかなりメジャーなものです。一番多い中国や韓国、フィリピンだけでなく、ベトナムなどの帰化などを行う行政書士もいます。